バックスプレッドとIVの関係

バックスプレッド
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IVとの関係性

バックスプレッドとIVとの関係について解説します。

バックスプレッドを紹介した時に、コール側のバックスプレッドだと下落の方が利益を取りやすいと説明しました。

どうしてそうなるの?

それはスマイルカーブの動きが大きく影響しているからなのです。

お名前.com

損益シミュレーションの確認

まずはコールバックスプレッドのシミュレーションを見てみましょう!

(デルタはほぼニュートラルにしています。)

ここでは、

コール売り 2万9,000円(プレミアム275円) 1枚

コール買い 3万円(プレミアム62円) 3枚

で、コールバックを組成してみます。

Xserverドメイン

上昇した方が儲かるのでは?

どう見ても、上昇したら丸儲け。無限に稼げるよ!!

そう思いますよね?

はい、その通りです。

青ラインはSQ時の損益になり、白ラインは現時点での損益状況になります。

確かに、これから暴騰してくれたら大きな利益を得ることができます。

このスプレッドを組んだ後に暴騰してくれたら、ゆるくは大歓喜ですw

1回のポジションで大儲けをすることができます。

問題はIV・確率・タイムディケイ

問題はバックスプレッドの特性です。

Xserverドメイン

スマイルカーブを見てみましょう。

(日経)先物が上昇した時

(日経)先物が下落した時

スマイルカーブの基本的な動きを復習してみましょう。

これを見て分かるように、

先物上昇 → コールIV下落・プットIV上昇

先物下落 → コールIV上昇・プットIV下落

という動きになります。(IV上昇=割高、IV下落=割安

そして、ファーになる程IVは大きく上がっていくことが多いという傾向もあります。

ということは、価格が下落してくれたらファーのコール側IVが割高になる。

          ↓

高い確率で利益になる。

価格が上昇したら、ファーのコール側IVが割安になってしまう。

          ↓

かーーーなり上昇してくれないと利益を取りにくい。

確率の問題

コールバックの場合、ゆるく下落で利益をゲットすることの方が圧倒的に多いです。

損益チャートを見ても分かるように、このスプレッドの組み方なら下落してもSQで8万9,000円の利益をゲットすることができます。

こちらの方がより確実な利益を得ることができます。

IVを上手く使うことで、短時間でおいしい利食いができます。

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タイムディケイ

このスプレッドでリスクになるのが、タイムディケイです。

損益チャートを見ても分かるように、コールバックは上昇で爆益を得ることができます。

しかし、短時間で上昇してくれないとタイムディケイで白ラインの部分が青ラインの方に近づいていきます。

そうなると、時間経過してからの上昇は利益どころか大損をしてしまうのです。

上昇するなら、短時間で勝負しなければいけません。

以上が、コールバックスプレッドは下落の方が利益を得やすい理由になります。

上昇で利益を得る時には、欲張ることなくある程度のところで利確をしましょう。

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