コールの基本第二弾です。
コールを買った場合、売った場合の損益チャートを解説します。
損益チャートを見た方が手っ取り早いので、いつも通りのイラストで解説します。
例 日経2万8,000円の時
①コール2万8,250円(オプション価格400円)を買った場合
②コール2万8,250円(オプション価格400円)を売った場合
それぞれの損益チャートを表してみます。


①コール2万8,250円(オプション価格400円)を買った場合

利益は無限大で、損失は限定されます。
②コール2万8,250円(オプション価格400円)を売った場合

利益は限定され、損失は無限大です。
コール買い・売りをそれぞれ見てみました。
コールの基本(1)でも解説しましたがオプション売りは証拠金取引なので、損失が大きくなると必要証拠金も膨れ上がってくるので要注意です。しかも損失無限大!!
こうやってみると、オプション取引をやったことがない人はこう思うでしょう。
「どう考えても、買いが有利だよね?」
いいえ、それは間違ってます。
買いを単体でやると、勝率が低いです。
SQの時で考えたとして、2万8,000円の時に2万8,250円のコールを買ったとしたら、損益分岐点は2万8.650円になります。
日経が650円上昇してようやくトントンになるのです。
それだったら、先物をやった方が圧倒的に効率がいいです。上がったらすぐに利益になるんですから・・・。損切りラインだけ決めておけばいいですし、利確しなければ利益も無限です。
だからといって売りを勧めている訳ではありません。
では、どうするべきなのか・・・?
他のポジションを取り入れて合成スプレッドに変更するのをお勧めします。


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