セータ

グリークス
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セータは、

1日あたりにオプション価格がどれくらい減るのか

を表す指標です。

何で減るんだよ!!と思いますよね?

これにはオプションの特性が関係しています。

オプションは生き物と同じです。

人間と一緒で寿命があります。

当然のことですが、生きていればどんどん寿命が短くなっていきます。(タイムディケイといいます)

セータ値が『-10』のオプションは、1日でオプション価格が10円(10,000円)下がるということです。

オプション(コール・プット)を買った人は10,000円分のお金が減ります。

オプション(コール・プット)を売った人は10,000円分のお金が増えます。

そして、

寿命が尽きる日は、毎月第二金曜日午前9時(SQ日)と決まっています。

しかし、人間と違うところもあります。

日経平均の価格を乗り越えたオプション(イン・ザ・マネーになったもの)だけは、生き残ることができます。

生き残ることができたオプションは、相応の賞金をゲットすることができるのです。

なお、ほとんどのオプションは死んでしまう(価格が0円になる)ので、「オプションは売りが有利」と言われる理由はそこにあります。

しかし、何も考えずにオプションを売れば、死ぬのはオプションではなくトレーダーです。

この話は、また別の時に説明します。

コールを売っていた人は反対で、2万8,000円より安いコールを売っていた人は死亡(イン・ザ・マネーで損失)。

オプション(コール・プット)を売っていた人は、買っていた人よりヒドイ死に方(爆死)をする可能性が高いので、注意が必要です。

逆に、2万8,000円より高いコールを売っていた人は、売った時のオプション価格をゲット(オプション価格50円なら、5万円の利益)することができます。

※オプションは『デルタ・ガンマ・ベガ・セータ』がそれぞれ、綱を引っ張り合って価格(プレミアム)を決めている。という全体的なイメージで見てください。

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