デビットスプレッド

デビットスプレッド
スポンサーリンク

デビットスプレッドについて説明します。

名前だけを聞くと難しそうに聞こえますが、ポジションを取るのは簡単なので最後まで見てください。

オプション取引というと、破産するほどの大損をするというイメージをもつ人も多いと思います。

そこで、今回の合成スプレッドの紹介。

このスプレッドは、利益限定・損失限定です。

また、コール側、プット側どちらでも組成ができます。

では、ここで例を一つ。

日経(先物)が2万8,000円の時に、

   コール買い 29000円 1枚 280円

   コール売り 29500円 1枚 150円

で買います。

これがデビットスプレッドです。

日経(先物)に近い方を買い、遠い方を売る。

それだけです。

この場合、

最大利益 37万円

最大損失 13万円

になります。

計算方法としては、

① 権利行使価格がそれぞれ2万9,000円、2万9,500円なので、

29500-29000=500円

になります。

② プレミアムがそれぞれ280円(2万9、000円のプレミアム)、150円(2万9,500円)のため、

280-150=130円(最大損失13万円) 

500-130=370円(最大利益37万円)

となるのです。

もし分からなくても、オプション取引のシミュレーションで自動計算をしてくれるので安心してください(笑)。

スマホひとつで、1株数百円から。【LINE証券】

このスプレッドは利益限定ですが損失も限定されるので気が楽ですし、スマイルカーブを気にする必要もありません。

寝ている間に米国市場が急変していたとしても、損失無限地獄にはなりませんしね。

ポジションを組んだあと、どれだけ暴落しても損失は13万円まで。逆にどれだけ暴騰してくれても利益は37万円までになります。

またオプションの特性上、利益・損失になるスピードはゆっくりなので、途中で利確・損切りしても全然OKです。

このスプレッドは、  

          ・ある程度、相場の上下が予想できる。

・オプション取引を試してみたいけど、損失は限定させたい。

         ・損失になるのは、ゆっくりの方が良い。

という方に向いていると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました