オプション取引の醍醐味
なぜ価格の方向性を消す必要があるの?
そう考える人も多いかと思います。
しかし、そこにこそオプション取引の醍醐味があるのです!!
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オプション取引の優位性
他の記事でも話をしましたが、価格(デルタ)の上下を予想して取引をするのなら先物取引をした方が良いです。
先物はデルタしかないので、オプションと違ってタイムディケイ(時間的価値の減少)を気にする必要もありません。
先物なら自分の思った方向に価格が進めば、すぐに利益になります。
わざわざオプションを買う必要もないでしょう。
ゆるくの考え
ゆるくがネイキッドロングやショートポジションを取る時は(根拠のない)相場の方向性を信じて、合成スプレッドを組む前に様子を見る時だけです。
ネイキッドポジションが上手くいけばフリートレードを組むこともあります。これができれば、ゆるくはとてもハッピーな気持ちになりますw
話を戻します。
価格の方向性を消すメリットは明らかです。
勝率が上がるからです。利益になりやすいからです。
勝率の重要性
単純な質問です。
価格の方向性(デルタ)を当てる → 勝率50%
価格の方向性を消して勝率を3分の2にできる → 勝率70%弱
どちらを選びますか?
トレーダーさんなら答えは明らかです。
勝てる確率は1%でも上げたいはずです。
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オプション取引なら勝率を上げることができる
それではオプション取引の優位性について考えてみましょう。
ここでは、フルヘッジブルシンセ(コール買い・プット売り・ミニ売り)を例にあげてみます。
ここに損益チャートを添付します。(青ラインはSQ時点、白ラインは現時点の損益)
【意外と知らないIT用語】ドメインって何? お名前.com

いつ見てもいいスプレッドですね。惚れ惚れしますw
スマイルカーブとデルタとの関係
ある日、先物を観察していると価格がダラダラと上昇していきました。
スマイルカーブは教科書通り、
コールIV → 下落
プットIV → 上昇
して、自分の中でトレードチャンスが到来しました。(タイミングは重要です)
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ここでデルタニュートラルのフルヘッジブルシンセを組成。
この場合の勝敗について解説します。
必ず勝てるという訳ではないのでご了承ください。
勝利条件
- 先物がダラダラ下落 → コールIV上昇・プットIV下落=勝利
- 先物が暴落 → コール・プット上昇=暴落具合により変わります(勝利、引き分け、敗北全て可能性あり)
- 勢いよく上昇(トレンド発生)→ コール・プット上昇=おそらく勝利or引き分け
敗北条件
- 先物がダラダラ上昇 → 引き続きコールIV下落・プットIV上昇=敗北
- 膠着状態が続く → 損益変化なし。IV次第としか言えないかも・・・。
結論
うーん。自分で書いておいて何ですが、分かりにくいかなぁと思ってしまいました。
フルヘッジブルシンセの場合、下落方向は利益になりやすく、上昇方向は利益になりにくいのですが、要するに『価格がどちらに進んでも利益になる可能性がある』といいたいのです。
それがデルタニュートラルを組むメリットです。
実践的なオプション取引におススメの本です。(ゆるく図書館参照)
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