スプレッド考察
来たるミニオプションを攻略するため、真剣に考えてみました。
その前に、オプションとミニオプションとの違いについて書いていきます。
これは日本取引所グループのホームページを見た方が正確で分かりやすいと思います。
日経225マイクロ先物・ミニオプションの上場について | 日本取引所グループ https://www.jpx.co.jp/news/2040/20220617-01.html
これを見ても分かる通り、ミニオプションもマイクロ先物も取引単位が10分の1になっています。
ここからメリット・デメリットについて考えていきます。
Xserverドメイン
メリット
- 少ない証拠金で取引可能
- 追証の確率が下がる
- 損失を少なく抑えることができる
- 個人投資家の参入障壁が下がる
- 計算した上でのナンピンも可能
デメリット
- 板がスカスカになる可能性
- 利益も少ない

ゆるくならこうするかも・・・
ここからはゆるくの勝手な考えです。
ミニオプションのメリットである、
- 証拠金が少なくて済む
- 大損リスクが少ない
という、この2点を最大限に生かしたいと思いました。
スプレッドは何にする・・・?
ゆるくならフルヘッジブルシンセ・ベアシンセを使います。
簡単なシミュをしてみました。
今回はフルヘッジブルシンセを組んでみます。
6月18日時点でのオプションプレミアムを例に組成。
コール買い 1枚 2万8,000円(プレミアム26円)
プット売り 2枚 2万2000円(プレミアム22円)
ミニ売り 1枚


ゆるくの個人的な好みでデルタは少しプラス(0.02)に振ってありますが、これには理由があります。
まず大前提として、フルヘッジブルシンセ・ベアシンセの記事に目を通してください。
今回はブルシンセなので、スマイルカーブを見て
コール側IVが下がっている時・プット側IVが上がっている時+(可能であれば先物チャートのレジスタンスライン)
の時までしっかり待った上でポジションを取ります。
利確のタイミング(ざっくりですよw)
- 先物上昇時はデルタをプラスに傾けているので早めに利確。(タイムディケイで損失になる可能性があるので欲張らない方がいいです)
- 先物下落時はセータを味方につけるので、様子見をしながら時間をかけて利確。
- ナンピンして更にブルシンセを組成する。
- 膠着状態が続いて損益がはっきりしない場合は、一度決済する。
ミニオプに限り、ナンピンは全然ありだと考える訳
一番の理由は、先物価格は一方向に進んだら戻ってこない可能性がありますが、
IVは一度跳ね上がっても、元に戻ろうとする力が働くからです。
ボラティリティ取引において、この習性を利用しない手はないです。
※無計画なナンピンや多数回のナンピンは厳禁です。注意してください。
オプション取引を実践するうえで、とてもおススメの本です。(ゆるく図書館参照)
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