プットバックスプレッドを実践

ゆるくの雑談
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ポジション組成(6月13日午後2時50分頃)

プットバックスプレッド

プット 2万4,500円(プレミアム125円) 1枚売り

プット 2万1,000円(プレミアム12円) 10枚買い

結果・・・6月16日決済 損益ゼロ

Xserverドメイン

ポジションを取った理由

1 日経平均が800円以上下落し、プットIVのファーが下落、他は上昇している状態。

2 先週の金曜日に比べて、

売りを入れた2万4,500円 → IVプラス2%

買いを入れた2万1,000円 → IVマイナス2%

の状態であったためこのストライクを選定しました。

お名前.com

3 2万7,000円付近をウロウロしていたため、この価格が一つの節目になっていたように感じました。(この考えは結果として間違いです。その後更に下落してもスマイルカーブの形に変化はありませんでした。)

4 2万7,000円でウロウロしていることから、

これから大きく下落 → 買っている(IVが下がっている)プットのIVが上昇

2万7,000円で跳ね返って上昇 → スマイルカーブの特性から買っている(IVが下がっている)プットのIVが上昇する

と考えたためです。

5 FOMCが2日後(15日)に控えて警戒感が高まっていく可能性が高い。

したがって、

  • 短期的な利益を得るため(あるいはロングポジションのヘッジのため)に、大口や個人投資家がファープットを大量に買ってくる。

と考えました。

6 FOMC通過後

(1)FOMCが想定通り

織り込み済みでATM付近のIVは下落、価格上昇でファーIVは教科書通りの上昇。

(2)FOMCに想定外の悪いサプライズ

おそらく全てのIVが上昇。損失になる可能性もあるが、大損失は考えにくい。

即撤退も視野に入れる必要はあるが、暴落なら大きな利益を得ることができます。

勝利条件

1 大きく下落して、買っているファープットのIV上昇。

2 2万7,000円で跳ね返って上昇 → 買っているファープットのIV上昇

敗北条件

1 膠着状態が続く場合。

2 タイムディケイ(時間的価値の減少)による損失。

3 ダラダラ下落していく。

お名前.com

ゆるくの考え

ゆるくが取ったポジションは、極端なことをいうとSQまでに2万4,500円より上で決まれば5,000円の利益になります。

しかし、今後の相場環境にもよりますが長くポジションを保有するにはリスクが付きまとうので、上手くいかなければ早めに損切りをする予定でした。

今回はシーソーの原理を多分に利用したかったため、かなり遠くのプットを買っています。(バックスプレッドとしては基本的なポジション)

このスプレッドを組んだ時、売りオプションのIVが上昇(割高)・買いオプションのIVが下落(割安)状態でした。

同じプット側で割高になったプットを売り、割安になったプットを買って優位性の高いポジションを取ったのです。

結果としてうまくいくかは分かりませんが、少しでも優位性が高ければ勝率が上がるし、負けても優位性が低い時よりはケガが少なくて済みます。

結果として損益ゼロは、勝利だと解釈していますw

フルヘッジブルシンセ・ベアシンセを使う時にも同じようにファーを利用する方が勝ちやすいのではないかと思います。

反省すること

今回は思った以上に決済までに時間がかかってしまいました。

理由は明らかで、『ファーのプットIVが上昇しなかったこと』に尽きます。

損切り基準にも達せず、利益にもならずフラフラ微損状態が継続している状態でした。

注目度が高く、緊張感のあったFOMCが近づくなかで、ここまでファープットのIVが反応しないとは思いませんでした。

FOMC通過後の読みは何とか当たったものの、その後は下落しながらスマイルカーブは変則的な動きをしていました。

まだまだ修行が足りませんねw

今回の反省を生かして次のトレードに邁進していきます!!

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