ようやく本気を出す?
トレードの厳しさに散々打ちのめされた私は、ようやく努力をする気になりました。
誰がどう見ても、このままでは先が見えてます。
私はオプション取引の方がストレスを感じにくいので、オプションの方を極めるべきだと思いました。
ここで私が取った手法は、
『機関投資家の先物・オプション建玉から、おおよその価格帯や動きを予測する。』
という方法です。
この手法を取り入れているオプショントレーダーさんは一定数いると思います。
『ある方』(会ったことも話したこともない方なので、名前は伏せます)が建玉残高から統計学的に大口の動きを予想するという手法を行っていました。
私もその方と同じ手法にチャレンジしてみようと決心したのです。
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私は、アムロ、ゴールドマン、JPモルガン、UBS、ソシエテ、バークレイズ、BofAなどの機関投資家の建玉状況を毎日チェックしては、建玉残高を計算していました。
私は自分で計算していましたが、毎日Twitterやブログで無料公開しているトレーダーさんもいるので、それを参考にするのも良いと思います。
私は「機関投資家ごとの建玉残高」と、「主要機関投資家の建玉を合算した」データを作り、プラスで出来高などの要素を含めて大口の動きを予想することにしたのです。
自分で作ったデータを基に、毎日にらめっこをして大口の動向を探る努力をしました。
SQを終えて新しい限月が中心になると、毎日建玉をチェックして1週間くらい経つとある程度の建玉が積まれていきます。
そこで、おおまかな価格帯を予測してコール・プット共にデビットスプレッドを組み、日経が動けば利確していきました。(下落したらプット側を利確)
そして利確した方のデビットスプレッドを再度組成します。
この時の日経価格や、先物・オプショ建玉の配置を見て、コールデビットスプレッドとプットデビットスプレッドの比率を2対3などにしていました。
この手法は日経はどちらに動いても利確ができるので、前半は基本的にうまくいきます。
問題は後半です。
SQが近づくにつれてタイムディケイで損失状態になっているデビットスプレッドを救出するか、できるだけ小さい金額で損切りをしなければいけません。
前半部分は利益になっているデビットスプレッドを5万、6万という形で利確します。
後半は損失になっている方のデビットスプレッドの損失処理に追われます。
うまくいけば前半で利益を得て、後半に先物が反転することでトントンに持っていくことができるため結構な利益になることもあります。

双方をデビットスプレッドで挟んでいるので、基本的に大損失になることはありません。
前半に利益を得ても、後半の損失処理に失敗するとしょぼい利益になってしまうこともあります。
この手法は、あまり予測し過ぎるのはよくありません。
コールとプットのバランスを極端にすると失敗していまいます。
この手法での日経の動きはボックス相場内で何度も上下してくれることです。
そしたら多くの利益を得ることができ、全ての建玉を救出することができるからです。
この手法は合っていた
この手法、私には合っていたと思います。
ある程度の経験を積んで、自分の相場観(先入観)を持ち過ぎなければ大損も少ないです。
因みにデビットスプレッドでは必要証拠金が少ないので、何セットも組むことができます。
※この記事は過去の失敗談です。手法について説明するものではないので、詳細な方法、メリット・デメリットなどについては省略します。
毎回うまく行く訳ではありませんが、それなりに上手くいきました。
この手法を始めて4ヶ月くらいで数百万円の利益をゲットしていました。
私の中では十分な利益です。
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相場がどちらに進んでも片張り状態にしておくことはないので、建玉をしっかり管理しておけば大きな失敗は少ないと思います。
建玉残高のデータとにらめっこする日々。この時の私はとても充実していました。
それなりに苦労してきたつもりなので、さすがに調子に乗ることも減りましたよw
やっと見つけた!!
私はオプションを極めた!!
これで専業トレーダーになれるっ!!
・・・。
・・・。
そう思っていた時期が、私にもありました。
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