スマイルカーブから投資家心理を探る

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市場全体の気持ちをくみ取る

スマイルカーブはIVの集合体をチャート化したものです。

IVはインプライド・ボラティリティと呼び、投資家の期待変動率をあらわすものになります。

簡単に言えば、トレーダーの期待・思惑・不安・恐怖心などが反映されています。

スマイルカーブが変化した時は、「投資家心理が変化した」と考えていいでしょう。

その時に私が考えることは、「なぜ変化したのか?」ということです。

スマイルカーブについては何度か触れていますが、オプション取引をする上で必要不可欠なものです。

特に短期トレードでは重要で、スマイルカーブの動きを見ずにポジションを取っても思ったような利益を得ることは難しいです。

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最初は慣れない形に戸惑うこともあると思いますが、慣れてしまえば何てことはありません。

日経(先物)が変化することで、スマイルカーブがどの様に表情を変えていくのか?

同じ様に先物が下落しても、スマイルカーブが同じ変化をするとは限りません。

地政学リスク、それまでのチャートの動き、重要指標が控えているか、などによって過敏に反応することがあれば、ほぼ無反応の時もあります。

同じ下落率でも、それが急落なのかジリジリ下がったものなのかによっても反応は大きく変わります。

以前も優位性のところで話をした通り、ポジションを取る条件を満たしたのであれば勇気を出してポジションを取ってみましょう。シミュレーションでも良いと思います。

実際にポジションを取らないと分からないこともたくさんあります。

ここまで説明すると、「スマイルカーブの動きが変わってしまうのなら、価格の上下を予想するより難しいじゃないか?」と思うかも知れませんが、決してそうではありません。

それはなぜか?

オプション取引とスマイルカーブとの相性がとても良いからです。

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その理由は以下の点です。

  • スマイルカーブ(IV)は一時的に上昇しても、元に戻ろうとする力(収縮性)が働くため
  • IVは投資家心理が反映されているため、同じ投資家として予想しやすい
  • 価格の上下を当てる必要がない

この3点だけでも、スマイルカーブの使いやすさが分かると思います。

スマイルカーブが分かりにくいと思うのは最初だけです。

是非、スマイルカーブを観察してみましょう。

慣れてくるとトレーダー心理が分かり、オプション取引が一層楽しく感じますよ。

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