スマイルカーブの基本(2)

スマイルカーブ
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とっても大事なスマイルカーブ

スマイルカーブの説明はどうだったでしょうか?

前回、スマイルカーブの基本(1)で日経が上がった場合に、プット側のIVが上がると説明しました。

昔のゆるくはここでメッチャ疑問に思いました。

「あれ?日経が上がると、プット側のオプション価格(プレミアム)は安くなるじゃん。」

同じ疑問を持った人いませんか?いますよね?絶対いますよね?

ぜーったいいますよね?

・・・。

しつこくなってしまいました(笑)。

基本的戦略

合成スプレッドでも説明していくつもりですが、

オプションがボラティリティ取引なら、高くなったIVを利用して、売りで利益を取るべきなんです。

つまり、今後IVがしぼんでいくことを利用して利益を得るということです。

ここで私は勘違いに気が付くのです。

オプション取引は日経価格の上下を予想するものではない。(もちろん例外もあります。)

つまりデルタを予想するものではない。・・・と。

プレミアムが安くなったプットを売っても、再度日経が下落してきたら含み損を抱えますしね・・・。

IVの動き

しかし、ここで忘れてはいけないことがあります。

1 IVが高い → 割高になっている。

2 IVが低い → 割安になっている。

3 IVはラスボスである。

ということです。

では、デルタ(価格の上下)関係無しに、IVで利益を得るにはどうしたらいいのか?

先物の登場

そこで、先物を利用するのです。

以前も解説しましたが、先物が持っているのはデルタだけです。

残りのグリークス(ガンマ、ベガ、セータ)は持っていません。

だからこそ、先物を使ってデルタの値をゼロにすることができるのです。(デルタニュートラル)

デルタをゼロにすることで、ガンマ・ベガで利益を得るのです。

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