1番シンプルな方法
私がたまにやる手法です。
今限月のような夏枯れ相場が予想される時にはこのタイプは使わないですが、参考として・・・。
今回紹介するものはあくまで一例に過ぎませんが、これはオプション取引でしかできないものです。
基本ポジションの一例
下の損益チャートを見てください。
これは現在(7月22日午前11時頃)、日経2万7,860円の時に
コールデビットスプレッド
C28250 買 1枚
C28500 売 1枚
プットデビットスプレッド
P27000 買 1枚
P26750 売 1枚
を組成しただけのものです。


これをできるだけ早い段階で組みます。
このままポジションを変更しなければ、
日経が2万8,380円以上、2万6,870円以下で利益(利益12万)
2万6,870円~8,380円の間は損失(損失13万)
になります。
地面を平らにするイメージ
基本ポジションを作った後は、基本的には先物が動いてくれるまでは何もしません。
先物が大きく動いてくれることを信じるしかありませんが、大口も利益をゲットしたい(個人投資家の損切りを誘いたい)ので一時的に動かしてくれます。
上下どちらでも良いので、先物がある程度動いてくれたら新たなポジションを積み増します。
大きく下落したら、コールデビットを組むという感じです。
そうすれば全体的な利益は減ってしまうものの、一つのポジションがうまく追加できたら、後はどれだけ大暴落や大暴騰が起きようが利益を得ることができます。
赤ラインの様な損益チャートに変えることができます。
Xserverドメイン

日経を見ても分かる通り、最終的に元の価格に戻っていることはあっても、1ヶ月もあればその間に価格は上下してくれていることが多いです。
大口も稼ぐために個人投資家の損切りを誘う必要があるので。
この場合、コールデビットを組んだ後に価格が上昇してくれれば20万円以上の利益を得ることができます。
私だったら、コールデビットを追加した後に上昇してくれたら、次はプットデビットを追加して、SQがどの価格に落ち着いても安定した利益になるようにします。その方がストレスが少ないのでw
メリット
- 大暴落、大暴騰しても全然問題ない(むしろ大歓迎)
- ストレスが少ない
デメリット
- この基本ポジションの場合、利益は限定的
- ポジションを積み重ねるため、手数料がかさむ
- 125円単位でのストライク選定は控える
最後に・・・
しつこいようですが、この手法はあくまで一例に過ぎません。
手法は無限にあります。
パズルを組み合わせるイメージでやっていくと楽しく取り組めます。
ポチポチ病の方にもおススメかと思いますw
1ヶ月間価格が全く動かない場合は、諦めて損切りを受け入れるか、カレンダーやロングバタフライなどを検討する必要がありますが、その分損失箇所が大きくなる所が出てくるので注意が必要です。
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