建玉が多くなり・・・
SQ型の取引手法について気を付けてほしいことがあります。
これは、私の身に起きた実体験です。
私はこの時、いつも通りSQ型の取引をしていました。
この時はSQの前週。
この時の含み益は20万円程度だったと思います。
少ない証拠金で、これだけの利益が出れば十分です。

建玉は相当な数になっていました。
個人で管理するには多すぎるポジション数です。
日経がどれだけ上下しても、利益は大きく変化しないポジション構成でした。
そんなある朝、悪魔が私に囁いてきたのです。
「もう1回転できるんじゃない?」
建玉を回転させる
SQ型は、様々なスプレッドが混ざっていることが多いです。
建玉は相当な数。
解体するとなると、大変な作業になります。
SQまでは10日程度ありました。
「もう1回転すれば、もっと稼げるんじゃない?」
欲望という名の悪魔が、何度も囁いてきたのです。
悩んだ末、私は決断しました。
「よし、もう1回転させる。解体して利確しようっ!!」
全ての建玉を決済することにしました。
Xserverドメイン
基本中の基本ですが、決済をする時には売りから行います。
買いから決済すると、証拠金が一気に増えて追証になってしまう可能性があるからです。
私は一つ一つ決済をしていきました。
決済はできる限り早く行う必要があります。
モタモタしている間に先物が急変すると厄介です。
決済を進めるが・・・
多数の建玉整理は本当に大変です。
決済は出だしからつまづきます。
オプションの場合、100円以上の建玉は5円刻みになっているので売買の都合上、板の関係で5円(5,000円)損することもあります。
建玉が多数だと、その5,000円が響いてきます。
一部を決済したら、損益チャートのバランスが崩れてしまうので全てを決済する必要があります。
苦労しつつも全ての建玉整理を終えて、スマホで今回の利益を見た私は目を疑いました。
・・・。
・・・。
利益が半分以下になっていたのです。
お名前.com

これにはいくつか原因があります。
- ITMは板が少ない
- 100円以上は5円刻みの板であること
- 決済中の先物変動リスク
まぁこの時も凹みましたが、「利益で終わったから良いや。次の反省に生かそう。」となりました。
こんなこともあるので、気を付けて頂けたらと思います。
現実のトレードは厳しいですね・・・。
想定外のことがたくさんありますよ(; ・`д・´)
Xserverドメイン
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