スマイルカーブを比較してみる

ゆるくの雑談
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スマイルカーブの推移

せっかくなので、スマイルカーブの推移を簡単に作成してみました。

青字が6月20日(月曜日)オレンジ色が6月25日(土曜日市場終了時)のIVの数値になります。

ちょうど1週間ですね。

実際にスマイルカーブを見てみる

Xserverドメイン

当然、この1週間の間にもIVは上下しています。

このスマイルカーブの推移を見てどう思いますか?

因みに日経先物は、2万6,200円(月曜日)から2万6,800円(土曜日)に上昇しています。

プットのニアのIVは下がっているものの、

先物が上昇することでプットIVが上昇して、コールIVが5%くらい下落しています。

いままで説明してきた通り、おおよそ教科書通りの動きになっていますね。

ゆるくの雑談

ここから話すことは完全に結果論です。

6月16日のスイス中銀のサプライズ発表を受けたスマイルカーブはプット・コールとも大きく上昇しました。

翌日の日銀発表までは緊張感を保持していたのですが、その後IVは下落していきました。

翌週(青ライン)になり、週末リスクを何もなく終えたIVは更に下落した状態でスタート。

この時にトレーダーさんが『どう感じるか?』ということです。

ポジションを取る必要はありません。

常にシミュレーションをした方が良いということです。

例えば、

  • 今週は大きな指標があるのか
  • スマイルカーブ(IV)は指標に反応するのか
  • 現在のATMのIVは高い水準といえるのか
  • 価格が戻る(上昇)のであれば、スマイルカーブの動きはどうなるのか
  • 更なる暴落が起きた時、スマイルカーブの動きはどうなるのか
  • 膠着相場の場合は?

など、ポジションを取るために考えなければなりません。

お名前.com

あるトレーダーさんの考え

このまま価格は戻る(上昇)か、逆に暴落する可能性が高い。緊張感は続くから膠着相場になっても大きくIVは下がらないだろう。

価格上昇でプットIVがファーに向けて上昇。

暴落ならプット・コールとも上昇して、プットファーIVは短期的利益を狙う大口や個人が大量に買うから大きく上がるかも知れない。

徐々に下落したら、プットIV下落・コールIV上昇で負ける可能性が高い。だけど、不安定な状態が続くので下落警戒でプットIVが上昇するか、大きく下がらないかも知れないから損失は少なくて済むかも。

そうなると、・・・

・・・

プットバックスプレッドならリスク低くて勝率高いかも。

カバードコールはリスク高いかなぁ?

プロテクティブプットはどうだろう?

フルヘッジベアシンセを打診で入れてみて、様子を見ながら1セットを追加してみようかな?

などと考えていくと良いと思います。

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なお、これはあくまでも1つの考えであって正解ではありません。

『相場の上下よりも、相場自体の変動によるスマイルカーブの変化について考えていけば、デルタを当てるよりも勝率が上がっていく』と伝えたかっただけです。

ゆるくおススメのオプション取引本です。(ゆるく図書館参照)

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