オプションは求められる証拠金が高い
オプション取引は証拠金取引です。
取引を続けていくうえで証拠金を無視することはできません。
証拠金管理はトレードにおける最重要事項の1つです。
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手法によって証拠金は全然違う
結論から言うと、『スプレッドによって必要な証拠金は変わってくる』ということです。
オプション取引の経験が長い人にとっては当然のことだと思いますが、証拠金管理ができないとオプションで利益を得ることはできません。
証拠金が高いもの
基本的に損失無限大になるものは証拠金が高くなります。ベガショート系ですね。
コール売り、プット売りなどのネイキッドショート(裸売り)。
スプレッドだとショートストラドル、ショートストラングルは非常に高いです。
証拠金が低いもの
こちらは一概に言えませんが、基本的に損失が限定されているスプレッドになります。
代表的なものだと、デビットスプレッド、フルヘッジブルシンセ・ベアシンセなどになります。
証拠金は変動する
証拠金は含み損益によって変動します。
また、その時の相場環境によっても変動します。
例えば、コロナショックなどの価格変動が大きい時などは証拠金が高くなってしまいます。
また、より実践的なことをいうと「125円単位のオプションを使う場合」は注意が必要です。
深夜になってくると板が薄くなってしまうので125円単位のオプションは適正な価格がつきにくく、一時的に含み損が大きくなってしまうことがあります。1枚程度であれば大きな影響はないかも知れませんが、複数枚になってくると必要証拠金が膨れ上がることがあるので注意が必要です。
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余裕のある証拠金管理
見ていただいて分かる通り、証拠金管理は超重要です。
グリークスやIVの影響で含み損が膨らんでしまい、ITMにならなくても追証になる可能性は十分にあります。
資金効率を考えるのであれば損失が限定されたスプレッドを組むか、単発の合成スプレッドで勝負していくと安心だと思います。
証拠金は様々な要素で変動してしまうので、自分が思っているよりもかなり余裕のある証拠金で取引をしましょう。
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