楽観的な気持ちは退場を誘う
パウエル議長が利上げ継続を決意表明したことにより、NYダウが1000ドル下落したので、この記事を書くことにしました。
私はS&P500ETFを保有しているので、今回の下落で含み益が減っていると思います。
はっきり言ってダウの1000ドル下落なんて、スポット投資をする気にもならない下落です。
最近は落ち着いていたので、比較的大きな下落に感じるかも知れません。
しかし、現段階の下落なんて長い目で見ればノイズにもなりません。
更に大きく下落することがあれば、スポット投資を検討するレベルです。
超長期投資のETFであれば、指数値が半分以下になってしまうことも想定しておきましょう。
そうすれば気楽にできると思います。
1000ドル程度の下落だと、狼狽しようとしてもできないくらいの微落レベルです。
ここまでは長期投資の話です。
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私は投資・トレードをする時の重要な要素の一つとして、『時間軸』を上げています。
トレードにおいて時間軸は外すことができません。
同じ商品を取引するとしても、時間軸が違うトレードは別物だと考えています。
オプションのように比較的短期トレードを求められることが多い場合、対策は大きく異なってきます。
ここで簡単に言えないのは、組成している合成スプレッドによって対応が違ってしまうところです。
要注意なのは言うまでもなく、ベガショート系スプレッドです。
今回の様な下落でピンチになるのは、
になってきます。


これらのスプレッドを持ち越している人がいれば、この週末は嫌な思いをしているかと思います。
長期で保有する物の原則は現物であることです。
短期で大きな利益を得るには、レバレッジ商品が対象になってきます。
オプショントレードはいうまでもなく、リスクが高い商品になります。
来週から日経がどんな動きを見せるのか、全く分かりません。
これまでの様に、何事もなかったかのように戻ってくるのか?
しばらくは調整が続くのか?
未来のことは誰にも分かりません。
ベガショート系スプレッドを組み慣れているトレーダーさんは、何度も修羅場を潜り抜けてきたのかも知れません。
オプショントレードの難解な所は、ベガショート系スプレッドの損切りです。
我慢したり、ヘッジをかけたりすれば助かるかも知れません。
ベテラントレーダーさんで厳密なヘッジ・損切り基準を設けている人であればいいですが、その様な基準を考えていないのであれば、これを機会に考えてみたらどうでしょうか?
幸い、今のところIVは低いまま市場が終わっています。
ですので、そこまで大ヤケドは負っていないかも知れません。
来週からIVがどんな反応を示すのかも分かりません。
これまで底堅い印象のあった日経。現在もそれは変わっていません。
不感症状態のIVが示すもの。それが何を表しているか分かりません。
ただ、相場環境に関係なく、楽観的な考えでトレードをするのは控えましょう。
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